学習PCのキーボードの蝶番が故障するケースが多発していることへの対応として(すでにPC全体の三割以上が修理される事態になっているそうだ)2015年6月になってすべてのPCの蝶番を交換する事になったそうだ。

対象となるのは富士通ARROWS Tab Q584/Hで、教師が使用している同じ型のPCも対象らしい。一旦修理されたPCも再度強度を増した?蝶番に交換されたそうだ。

作業は業者が学校にやって来て丸一日がかりで交換する。生徒が手荒く扱うから壊れるのか、元々製品の強度が不足しているのか分からないが、毎年機種が変わってしまう現状では、今年度生徒に購入させた富士通ARROWS Tab Q555/K32も不具合が出たりしないのだろうか?

武雄市のケースでも分かるように、陳腐化の激しいパソコンやタブレットでは実証研究などやっても、数年後にはその機種は生産停止になっている可能性が大きいうえ、入札になると実証研究で使ったパソコンとは全く別のメーカー&機種になることも多い訳で、実証研究をやるだけ無駄なのかもしれない。