2015年06月


学習PCのキーボードの蝶番が故障するケースが多発していることへの対応として(すでにPC全体の三割以上が修理される事態になっているそうだ)2015年6月になってすべてのPCの蝶番を交換する事になったそうだ。

対象となるのは富士通ARROWS Tab Q584/Hで、教師が使用している同じ型のPCも対象らしい。一旦修理されたPCも再度強度を増した?蝶番に交換されたそうだ。

作業は業者が学校にやって来て丸一日がかりで交換する。生徒が手荒く扱うから壊れるのか、元々製品の強度が不足しているのか分からないが、毎年機種が変わってしまう現状では、今年度生徒に購入させた富士通ARROWS Tab Q555/K32も不具合が出たりしないのだろうか?

武雄市のケースでも分かるように、陳腐化の激しいパソコンやタブレットでは実証研究などやっても、数年後にはその機種は生産停止になっている可能性が大きいうえ、入札になると実証研究で使ったパソコンとは全く別のメーカー&機種になることも多い訳で、実証研究をやるだけ無駄なのかもしれない。


議事記録なし 佐賀県タブレットPC教育事業「改善検討委員会」の欺瞞

記録が全くないなんて信じられない。常軌を逸しているとしか思えない。誰がどういう発言をして、何が決まったのか検証する手段がない。これが民主国家で行われていることだとは思えない。

このまま暴走して教育が崩壊する前に、県議会または知事サイドで検証すべきではないだろうか。

改善検討委員会はアリバイ作りに利用されるだけになるだろう。

佐賀県武雄市「ICT教育」のタブレット活用-- 「成績向上の可能性アリ」も正相関ナシ(CNET Japan、2015年6月10日)

血税を使って、こんなことでよいのだろうか?、数年経てば1に近づくのだろうか?、それとも結果がはっきりする前に取り組みを止めてしまうのだろうか?

佐賀)検証作業、知事が確認も ICT教育検証委(朝日新聞、2015年6月13日)

上記の記事に関連したと思われる質問が知事定例記者会見でされている

ICT教育関連その1(佐賀県 こちら知事室です 記者会見 平成27年6月12日)

ICT教育関連その2(佐賀県 こちら知事室です 記者会見 平成27年6月12日)

教育ICT事業は大きな曲がり角を迎えるかもしれない。


「1年限定」高校タブレット教材、契約期間延長(佐賀新聞、2015年6月9日)

とりあえず状況改善の方向へということだろうが「価格据え置きで契約期間を在学中の三年間に変更する」ことに同意していない(立場の弱い)業者に無言の圧力がかからないことを願います。

現在は同じものが「紙教科書(保護者のお金で購入)」と「デジタル副教材(佐賀県費で購入)」の2つあるのでいいですが、将来的にどちらか一方を選択となったとき、保護者や学校はどちらを選ぶのか気になります。

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